MENU
プロフィール背景画像
船旅マニア
ブロガー/航海士/TOEIC900
海上保安官だった祖父の影響で東京海洋大学へ進学。卒業後、外航船航海士を経てブロガーの道へ。お仕事でクルーズ船の乗船体験記を執筆することが目標です。
【クルーズ予約サイト比較】おすすめの予約先はこちら!

【元航海士が解説】クルーズ船って揺れる?実際に効果のあった船酔い対策をご紹介

一生モノの体験となるであろう、クルーズ船での船旅。
せっかく高いお金を出して行くのなら、船内のサービスを思う存分楽しみ尽くしたいですよね!

そこでまずで気になるのが

クルーズ船ってけっこう揺れるのかな?

ということ。

そこで今回は、クルーズ船の揺れ事情について船酔い対策も含め解説していきます。

この記事でわかること
  • クルーズ船って実際揺れるの?
  • 船酔いに効果的な対策は?
船旅マニア

学生時代、4か月で100回以上リバース経験のある(本当にカウントしましたw)元航海士のわたしが、実際に効果のあった船酔い対策をご紹介します!

目次

クルーズ船って揺れるの?

結論として、クルーズ船は揺れます
船は海の上に浮いているものなので、どうしても揺れてしまうんですよね。
天気がいいときは気にならない程度のやんわりとした横揺れ、強風で波が高い場合などは海水の衝撃を感じるような縦揺れや横揺れをします。

とはいえ船の技術も進歩しており揺れを最小限にとどめる仕組みがいくつかありますので、心配しすぎる必要はありません。
代表的なのは、フィンスタビライザービルジキールです。

フィンスタビライザー

フィンスタビライザーとは、船の両側から魚のヒレ(フィン)のような板を出すことによって揺れを防ぐ装置です。
水流に対して自動的に板の角度が調節されることで、船の安定性が高まります。

揺れる心配がないときは船の中に格納されているため、港では見ることができません。
乗客のいるクルーズ船はもちろん、フェリーや軍艦でも利用されています。

ビルジキール

ビルジキールとは前後に伸びたヒレ状構造のことをいい、船底付近の湾曲部に取りつけられています
フィンスタビライザーのように揺れを防ぐ効果がありますが、格納できず船外に突出しているのが特徴です。

“ビルジ”とは船底にたまる水や油のこと、“キール”とは船首から船尾にかけてある一本の強度部材のことをいいます。
ビルジがたまる場所の近くにキールのような長いヒレがあることから、ビルジキールを呼ばれているそうです。

船酔いした!効果的な対策は?

わたしがおすすめする船酔い対策は「寝る」「風に当たる」「会話をする」「薬を飲む」の4つです。

船旅マニア

これらはすべて元航海士かつ船酔い経験豊富な(!)わたしが、
実際に試してみて効果のあったものです!

いくらクルーズ船に揺れ対策がなされているからといって、吐き気というものは思いがけずやってきます……。
いっそ吐いてしまったほうががスッキリ!という場合もありますが、体力が消耗され食欲がなくなることも。

「船酔いかも?」と思ったら、早めにこれらの対策をとりましょう!

とにかく寝る

原始的な方法ですが、とにかく寝てしまうのが一番効果的です。
学生時代、毎日決まった時間に訓練があるため大シケの状況でも無理やり起きなければならなかったのですが「このまま寝られたら絶対酔わないのに……」と思ったことが100万回くらいあります。

またシケというのは航行している海域による場合もあるため、寝て起きたらベタナギなんてことも。
船内でのアクティビティがメインのクルーズですからなんだかもったいない気もしますが、万全の体調で寄港地を楽しむためにも船酔いしたら早く寝てしまいましょう!

外に出て風に当たる

デッキやバルコニーへ出て涼しい風に当たるのも、気分がすっきりして船酔いに効果的です。
空気が循環されているとはいえ、鉄に囲まれたクルーズ船の中はなんだか息苦しく感じることも。

「ちょっと船酔いしたかもしれない」と感じたら、一度外に出てカラダの中に新鮮な空気を取り込みましょう
ただし、晴れた日には太陽の強い日差しでさらにしんどくなる場合もあります。
風に当たっても回復しない場合は、部屋に戻って早めに睡眠をとるのがおすすめです。

会話をする

船酔いしているときはあえて会話をすることで、いつのまにか体調がよくなっていることがあります。
「もしかしたら船酔いしてしまうかも」という考えがよぎるとついつい揺れに意識が向いてしまい、体が過剰に反応してしまう場合があるからです。

船酔いしているときに話しかけられたら「今はちょっと……」と思うでしょうが、受け答えしているうちに話に夢中になって酔いが気にならなくなります
楽しくおしゃべりをし気を紛らわせることで、揺れの感覚から目をそむけましょう。

酔い止め薬を飲む

船酔い対策でもっとも定番なのが、酔い止め薬を飲むことです。
みなさんに覚えておいてほしいのが、可能な限り酔い止め薬は酔う前に服用するということ!

最近では酔ってからでも効果を得られる薬が発売されていますが、酔ってから薬を飲みこむのは想像以上にキツくそれがきっかけで吐いてしまうこともあります。
乗り物酔いをしやすい方は、「ちょっと揺れが強くなってきたな」と感じた瞬間に飲んでおくのが吉です。

大学時代、同級生のあいだでよく飲まれていたのがアネロン「ニスキャップ」
THE・薬なビジュアルでちょっとビビりますが、事前に飲んでおいたことで荒れる海域でも酔わなかった経験があります。

船酔いは心配しすぎる必要なし!

今回は、クルーズ船の揺れ事情と船酔い対策について解説しました。
最後にお話しした内容をおさらいしましょう。

まとめ
  • 海に浮かんでいる以上、巨大なクルーズ船でも大きく揺れる可能性は十分にある
  • フィンスタビライザーやビルジキールなど、揺れ対策もきちんとされている
  • 船酔いかも?と思ったら「寝る」「風に当たる」「会話をする」「薬を飲む」の対策を

クルーズ船での時間を思いっきり楽しむためにも、船酔い対策は事前に頭に入れておきましょう。
それではみなさん、よい船旅を!

『らクルーズ』ではクルーズ関連情報を日々更新しています。
気になる方はぜひメニュー画面からチェックしてみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる