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さと
ブロガー
海上保安官だった祖父の影響で東京海洋大学へ進学。卒業後、外航船航海士を経てブロガーの道へ。お仕事でクルーズ船の乗船体験記を執筆することが目標です。

【日本/外国船・料金・寄港地】はじめての方向け!クルーズの選びかた

「クルーズ船」とひとことでいってもいろいろな種類があり、何から調べたらいいのかわからないですよね。
この記事でははじめてクルーズ旅行をお考えの方にむけて、クルーズ船の選びかたを3つのポイント別に解説しています。

料金や寄港地など、ご自分が重視するポイントにあわせてデビュークルーズ船を決めていきましょう!

さと

海洋大出身・元外航船航海士のさとが解説します!

目次

【クルーズの選びかた】日本船か外国船かで選ぶ

1つめのポイントは「日本船か外国船か」です。

船には、日本の船会社が所有する日本船外国の船会社が所有する外国船があります。
これらはただ国籍が違うだけでなく、共通言語や船内チップの有無、船の大きさなどさまざまな面で異なります。

まずは比較からそれぞれの特徴についてみていきましょう。

日本船 外国船
言語 日本語 基本的に英語
※日本語スタッフがいることも
スケジュール 1泊~ 通常4泊~
船の大きさ 約5万トン(飛鳥Ⅱ) 約17万トン(MSCベリッシマ)
船内チップ 不要 必要
食事 和食・洋食ともに日本人好み 洋食中心、和食も提供
大浴場 あり(無料) 一部の船にはあり(有料)
カジノ なし あり

言語

日本船ではもちろん日本語が共通言語となりますが、外国船では英語が共通言語となります。
というと英語に不安があるという方は心配になってしまうかもしれませんが、多くの場合、外国船でも日本語対応スタッフが常駐しています。

また外国船のクルーは日々さまざまな国からのお客さまと接しているため、カタコト英語やジェスチャーでもたいていのことは通じます
英語がネイティブでないクルーもたくさんいるので、英語が話せないとしても恥ずかしくありませんよ!

さと

英語ができる方にとっては、むしろクルーの話す英語のクセが強すぎて聞き取れないなんてことも(笑)

スケジュール

日本船では1泊~のショートクルーズがありますが、外国船は通常4泊~のものがほとんどです。

なぜかというと外国船は「カボタージュ」という制度により、航海中には日本以外の国に立ち寄らなければならないと定められているからです。
そのため通常4泊以上が必要になり、外国船のスケジュールには海外への寄港が必ず含まれます

さと

これにより、コロナ禍で運航が次々と中止になっているんですね……。

その点日本船はカボタージュの制限がないため、1泊~のクルーズもたくさん用意されています。
フルタイムで働いている方でもお手軽にクルーズ旅行を楽しめるのは、日本船ならではですね!

船の大きさ

一般的に日本船よりも外国船の方が比較的大きい傾向にあります。

近年では外国船の大型化が進んでおり、たとえばMSCベリッシマの乗客定員は5686名
プールなどのアクティビティが充実しており、ファミリーでの利用におすすめです。

一方で日本船は、日本最大のクルーズ船・飛鳥Ⅱでも乗客定員は872人
乗客定員を絞っている分お客さまひとりひとりへのきめ細かいサービスが魅力で、アットホームな雰囲気があります。

船内チップ

外国船ではルームサービスを頼むときやレストランで食事をするときなど、さまざまな場面でチップが必要になります。
しかしたいていの場合は自動的にチャージされ下船時にまとめて支払うことになるので、その都度現金を渡す必要はありません
ついつい忘れてしまいがちですが、クルーズ料金を考えるときは船内チップが追加でかかることを考慮に入れておきましょう。

日本船では日本国内でチップの習慣がないため不要です。

食事

日本船では和食・洋食ともにハイレベルな料理をいただくことができ、日本人の舌にあうように作られているため満足度も高いのが特徴です。
日常生活ではなかなか味わえない料理の数々に、箸が止まらなくなるなんてことも。

外国船では洋食が中心となり、イタリア船ではピザやパスタなど、その国ならではの美味しい料理をいただけます
長期間のクルーズになると和食が恋しくなってしまいそうですが、ダイヤモンドプリンセスなどでは和食の提供もされているので大丈夫。
ビュッフェや有料レストランなどお客さまが食事に飽きてしまわないような工夫がなされているので、食事も楽しみのひとつになります。

大浴場

日本船ではオーシャンビューの大浴場があり、利用料金も無料です。
大海原を眺めながら入るあたたかいお風呂はリラックス効果満点で、まさに海の上の旅館といったかんじ。

外国船は基本的にシャワーのみとなりますが、ダイヤモンドプリンセスには大浴場「泉の湯」があります(有料)
また有料にはなりますがスパが併設されている船も多いので、十分疲れた体を癒せます。

カジノ

外国船ではカジノを楽しむことができます。

船には船籍と呼ばれる国籍のようなものがあり、船の中ではその国の法律が適用されます。
そのため日本でカジノが禁じられているのと同様に、日本船でも金銭の交換を伴うカジノをすることはできません。
※カジノルームはあり、ルーレットやブラックジャック、スロットを楽しめる。コインは飛鳥Ⅱグッズと交換可。

その点、カジノが禁止されていない外国船ではその制限がありません(カジノ禁止国の領海内では✖)。
船上という非日常の中で楽しむカジノは盛り上がること間違いなし!
せっかくの機会なので、カジノに行ったことがないという人も足を運んでみては?

【クルーズの選びかた】料金で選ぶ

2つめのポイントは「料金」です。
高くてなかなか手が出せないイメージのクルーズ船ですが、クルーズ料金には基本的に宿泊費・移動費・食事・エンターテイメントが含まれ実はとってもおトク。

クルーズ船にはカジュアル・プレミアム・ラグジュアリーの3つの種類があり、それぞれ料金相場が異なります。

クルーズ料金
  • カジュアル:1泊1万円台~
  • プレミアム:1泊3万円台~
  • ラグジュアリー:1泊5万円台~

上記のほか、港湾税・国観光旅客税・船内チップ(外国船のみ)などが必要となり、スパや劇場など船内の有料施設を利用すればその分追加で費用がかかるので注意しましょう。
とはいえ最近流行りの外国船クルーズでは、追加料金を入れてもなお1泊1万円台なケースが多数あります。

さと

食費込みで1泊1万円台なら、ふつうの旅行と全然変わらないですよね!

カジュアル船

カジュアル船の魅力は、なんといっても1泊1万円台~というクルーズ料金。
外国船の多くはこのカジュアル船に分類され、大きさも200m以上の巨大船になります。

船内にはプールなどのアクティビティが多数取り揃えられており、ファミリーをターゲットにしていることからお子さまも楽しめる遊び場やサービスも充実しています。
ドレスコードも厳しくなく気取らない雰囲気でラフに過ごせるため、クルーズ初心者でも挑戦しやすいのが特徴。

乗客が多いので、船内でゆったり過ごすというよりは1日中アクティブに動き回りたいという人におすすめです。

例)コスタセレーナ、MSCベリッシマ

プレミアム船

1泊3万円台~のプレミアム船の魅力は、大衆的なカジュアル船よりもちょっぴりおしゃれで贅沢な雰囲気。
サービスも丁寧で乗客の年齢層も高めになるため、アクティブというよりはゆったりと落ち着いたクルーズ旅行を楽しみたい方におすすめです。

乗客定員は1000~3000人ほどの中型船で、料理やスパなどのサービスに力を入れているイメージがあります。
エンターテイメント要素に関しては、カジュアル船と同程度です。

社会人カップルのご旅行や両親へのプレゼントにおすすめしたいのが、このランクです。

例)ダイヤモンドプリンセス

ラグジュアリー船

1泊5万円台~と最も高額なラグジュアリー船の魅力は、行き届いたホスピタリティです。
クルーズ料金は高額ですがその分乗客も少なく、お客さまひとりひとりに対するサービスが充実しています。

また料金にはアルコールやチップもあらかじめ含まれており、客室のほとんどがバルコニーつきという優雅さ。
ラグジュアリー船というだけあって、ディナータイムにはタキシードやカクテルドレス、着物などを着用します。

お客さま同士の社交の場も設けられ、エレガントな雰囲気は一生モノの価値あり。
いつか乗りたい夢の豪華客船は、夫婦の結婚記念日や目標達成のご褒美などにおすすめです。

例)クイーンエリザベス、飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす

【クルーズの選びかた】寄港地で選ぶ

3つめのポイントは「寄港地」です。

船内での食事やアクティビティが魅力のクルーズ船ですが、つぎつぎにめぐっていく寄港地ももちろん重要。
自分がふだん旅行で行かないようなところにも行けちゃうので、観光がお好きな方は寄港地メインでクルーズを選びましょう。

寄港地はクルーズ船ごとに決まっているわけではなく、その年の運航スケジュールによって異なります。
国内では金沢や大阪、鹿児島、那覇、国外では釜山(韓国)やウラジオストク(ロシア)などが定番です。

さと

ロシアはなかなか行かない国だと思うので、クルーズで行けるのは安心だしいいですね!

【クルーズの選びかた】おすすめポイントで選ぶ

日本人が利用するクルーズ船について、おすすめポイントをメインに解説しています。
クルーズ選びの参考に、こちらもどうぞ!

ダイヤモンドプリンセス

MSCベリッシマ

コスタセレーナ

飛鳥Ⅱ

【まとめ】自分にぴったりのクルーズ選びを

今回ははじめてクルーズ旅行をお考えの方にむけて、クルーズ船の選びかたを3つのポイント別に解説しました。

クルーズ船ごとにさまざまな特徴があり選ぶのは大変かもしれませんが、自分が重要視するポイントをふまえて考えれば決めやすいはず。
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのクルーズを選んでくださいね!

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